離婚問題解決のポイント (その8 婚姻費用について)

夫婦には、法律上、婚姻費用の分担義務があります。
 

婚姻費用とは、生活費など要するに「結婚生活を維持するために必要な費用」のことです。  

このことは、たとえ別居中であっても、変わりません

したがって、夫(妻)は、別居中で離婚協議中だからといって、相手方の生活費を負担しないで放置していると金額にかさんでしまいかねません。  

他方、婚姻費用を支払ってもらえない側としては、話し合いによって解決できない場合、法的手段によって強制的に支払わせることもできます。  
なお、婚姻費用の算定は、家庭裁判所実務において客観的な基準が採用されており、簡易計算方法にもとづく算定表が公表されています。  


例えば、サラリーマンの夫の税込年収が600万円で、パートの妻の税込年収が100万円、15歳と10歳の子供がある場合で子供は妻と同居している場合、夫は妻と別居していても月額12~14万円を婚姻費用として負担する義務があります。  




これまで説明してきた8つのポイントさえ押さえれば、離婚問題は解決できます。  
現在あなたが抱えている問題もどのポイントが問題となっているかを意識して取り組めば、問題点が整理されて解決に一歩近づくことになるでしょう。

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