離婚に付随する夫婦のお金の問題(1) 慰謝料

離婚問題において解決すべき大きな要素の一つとしてお金の問題があります。

夫婦は、これまで生計をともにしてきたわけですから、離婚に伴って精算しなければならないお金の問題が、とても大きな比重を占めることは当然のことです。  

離婚にまつわるお金の問題を細かく分ければ、慰謝料、財産分与、養育費、婚姻費用、年金分割の問題となります。



 「慰謝料について」 


自分の信頼していたパートナーが不貞行為を行った場合、裏切られた側はプライドが傷つけられたり、悲しみや怒りなどで大変心が傷つきます。

 一度傷ついてしまった心を癒すことは容易なことではありませんが、これを法律の観点から見れば、精神的苦痛という損害に対して損害賠償請求をする権利が発生します。

つまり、慰謝料とは、離婚に至った原因となった行為や離婚をすること自体について被った精神的な損害に対する賠償のことです。


 これに対して、財産分与とは、夫婦が結婚してから築き上げてきた共有財産(例えば、預貯金、不動産など)を、どのように分けるのかという問題です。

慰謝料が、損害賠償であることから、請求する側の方により大きな落ち度がある場合や、相手方に慰謝料を支払わせるほどの落ち度がない場合、また相手の落ち度が離婚に至る原 因となったとは言えない場合(例えば相手方に不貞行為があっても、それ以前に婚姻が破綻していたような場合)は、慰謝料請求は認められません。
 
では慰謝料の額はどのようにきまるのでしょうか?

 → 慰謝料の額の決め方 





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